働く人が安心して作業できる環境づくり
こんにちは、株式会社ドゥーウエルです。
いつも当社ブログをご覧いただき、ありがとうございます。今年の夏も、容赦ない暑さがやってきましたね。全国的に熱中症のリスクが高まる中、当社の倉庫では、作業スタッフの安全と快適さを第一に考え、ついに「空調完備エリア」を導入いたしました!

今回はその様子を、少し裏側も交えながらご紹介させていただきます。
■ 倉庫の「暑さ」との戦い
物流業という仕事は、どうしても屋内外を行き来したり、重量物を扱ったりと体力が求められる業務です。
とくに夏場の倉庫は、日差しや外気の影響で温度が上がり、「風は通っても、熱が抜けない」という問題がつきまといます。もちろん、これまでも大型扇風機やスポットクーラーの設置、こまめな休憩・水分補給などの対策は講じてきましたが、
「もっと直接的に快適にできないか?」
「初めて来た派遣スタッフさんにも、“ここなら安心して働ける”と思ってもらえる環境を整えたい」
そんな社長の一言をきっかけに、今回の環境改善がスタートしました。

■ 空調エリアの新設!囲いで熱を遮断
今回導入したのは、倉庫内の一部スペースに囲いを設け、そのエリアに天井吊り型の空調を設置するという方式です。
「倉庫全部に冷房は…」とお思いの方もいるかもしれません。
たしかに、坪数も広く、出入り口も多い倉庫すべてを冷やすのは非現実的…。保管費の上昇になり、お客様の物流費の負担になりますからね。でも当社のスタッフの作業のメインが集中する「仕分け・梱包スペース」だけを囲うことで、快適さと現実性を両立させることができたのです。
・ 作業員にやさしい冷房がじんわり効く
・ 外気の熱をシャットアウト
・汗だくで集中力が落ちる…が大幅に減少!
スタッフからも「これはありがたい!」「夏の定番になってほしい!」との声が続々届いています。
■ 働く環境が「選ばれる理由」に
実はここ数年、繁忙期にスタッフが集まりにくくなっているという声を多く耳にします。
派遣会社の方からも、「仕事自体に問題はなくても、“環境”が決め手になる人が増えました」とのこと。

石岡物流センターは鉄骨組

石岡物流センターの業者さん暑い中おつかれさまです

石岡物流センターは作業の関係上広くなってます

石岡物流センター、このあと空調設置

栄松倉庫は、日常の業務用に合わせてプレハブを3連結にて

栄松倉庫の作業スペース
当社も例外ではなく、特に夏場は「暑そう」「体力的にきつい」という理由で応募をためらわれるケースもありました。だからこそ、私たちはこのタイミングであえて設備投資に踏み切り、“働きやすさ”をしっかり整えようと決意したのです。
「どうせ短期で入るなら、気持ちよく働ける現場がいい」
「社員さんの雰囲気や対応で選びたい」
そんな方に、“ドゥーウエルの現場、ちょっと違うぞ”と感じてもらえるよう、日々アップデートを続けています。
■ 物流は「人が動かす」仕事
私たちのような中小の物流代行会社にとって、スタッフ一人ひとりの力が会社の原動力です。
どんなに立派な設備やシステムがあっても、実際に動かすのは“人の手”と“人の気持ち”。
だからこそ、「安全で快適に、長く働ける環境」を整えることは、単なる福利厚生ではなく、事業の“根幹”を支える戦略だと考えています。
■今回の空調対策は、あくまで第一歩。
今後は以下のような取り組みも視野に入れていけたらと検討しています。
・作業用ユニフォームの通気性アップ
・ヒートストレス軽減のための休憩室の拡充
・応募者向け現場見学制度の導入
「物流って大変そう…」というイメージを、「思ったより快適で、働きやすい!」に変えていけるよう、現場改善を続けていきます。
■ 最後に・・・派遣会社のご担当者さまへ
もし貴社で物流関係の求人に課題を感じていらっしゃるなら、ぜひ一度、当社現場の小さな物流会社の工夫をご覧になってください。
求人票では伝えきれない、“人に寄り添う現場の空気”を、実際に感じていただけるはずです。ドゥーウエルは、これからも「働く人に選ばれる物流会社」であり続けます。